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参院選を終えて
今回の参院選は、予想以上の与野党逆転劇が起きました。
マスコミも事前の予測では「過半数割れ」が大勢を占めていましたが、ここまで民主党が躍進するとは思いませんでした。

自民党にとって6年前とはまったくの逆風に、ベテランが落選して世代交代が進んだことは特筆すべきことです。さぞかし自らが元で巻き起こした「逆風」に、落選したベテラン候補は恨みの一言も言いたくなる心境でしょう。

自分が選んだ?閣僚たちの相次ぐ不始末に、安倍総理の対応のまずさとタイミングの悪さは、若い総理のイメージとはかけ離れています。
なかよし倶楽部と言われリーダーシップも発揮できず、小泉さんの後継として無理をして行き急ぐ姿勢に危なさを感じます。
そうした中での今回の選挙、政権の支持率は急落し「安倍離れ」が加速、国民の不満が頂点に達して爆発?したのだと考えています。
参院選は候補一人の力や能力を超えたところで左右される、本当に油断の出来ない代物です。

時に大分県選挙区では、野党同士の熾烈な意地の張り合いで、それぞれの内部からも事の成り行きに反発する声があり、「行き場のない票」が無効票になる恐れを感じました。
そのこともあって、私は国民新党の全国比例から大分県選挙区に、公示一ヶ月前に選挙区を切り替えて出馬することを決めました。
しかし現実的なところ、新しい政党では県下に選挙を支える組織もなく、選挙への態勢が整わなかったことが大きく影響しました。振り返れば政党の看板は掲げているものの、実質的には無所属に近い状況の選挙だったと思います。組織同士のぶつかり合いの中で現職の知名度も、一期6年の実績も埋没してしまったようです。
結果は6万3千票余りと法定得票数には及ばなかったものの、組織の利害やしがらみに縛られない、後藤ひろこのリベラルで純粋な支持者の方々ばかりだと思っています。

衆参併せて大分県出身の国会議員は定数5人のところ、比例も含めると8人もいます。
その中のたった一人の女性議員もわずか一期で消滅です。
そして大分県は日本中の流れとは違う道を選択しました。
このことを見ても大分県は日本の標準とは違う県民性です。
男性中心の議会が尊重される極めてローカルな県だと言わざるを得ません。

おそらく今の政府与党への求心力の低下傾向は止めれないでしょう。
早晩、衆議院の解散があってもおかしくない政局になりつつあります。
今回の参院選の教訓は次の選挙でどのように生かし活かされるのか、特に自民党は国会議員の候補は「公募で選ぶ」と公募制を導入しました。
この次の国政選挙、大きな目で見て、大きな耳で聞いて、みんなで注目しましょう。

                             ひろこ
| - | 19:54 | - | - | -
人・地域を元気にする集い

 

梅雨空を気にしながら佐伯市をはじめに中津市・日出町・宇佐市・日田市・国東市など、キャラバンが行けなかった地域で「人・地域を元気にする集い」をテーマに、地元の方々と100人集会を開きました。
後半はあまりに梅雨前線を刺激しすぎたのか大雨に見舞われましたが、それでも不思議なことに受付が始まる頃には、どの会場でも雨が一時的に止むからおもしろい。

大上段に構えた政談など身の丈を超えた話より、みんな身近なことに関心があるから、ほんとはいっぱい言いたいことがあるはずなんです。
国のすることだからと安心していたら、次々と「改革」の美名のもと「暮らしの力」は削がれ続け、最後の頼みの「年金」はめちゃくちゃにされて、元気がなくなるより頭にくるようなことばかりが新聞に毎日載っていて、私もついついエキサイトしてしまいます。

地方は国の根っこです。根っこが枯れたら国は枯れてしまう。
だから地方を大事にしないような政策は、国を滅ぼすといっても過言ではありません。
そのうえでそこに暮す人々が元気でなければ、逞しい根っこも育たない。
人・地方にもっと資本を注ぐべきだと考えています。

                            ひろこ
| - | 21:22 | - | - | -
第166回通常国会が閉会しました
初当選以来6回目の通常国会を終えました。
私にとって任期6年の最後の国会です。閉会手続きのわずか15分の本会議とはいえ、この6年間のひとつひとつが蘇ってきました。
初登庁直後アメリカで9.11のテロが起き、初国会ではテロ特措法に始まり政治課題の緊急性を直に感じました。
これまで普通の生活者だった自分が、戦争につながるかもしれない法案の可否について判断を求められ、震える手で賛成ボタンを押したことは生涯忘れることはないでしょう。

参院選を控え終盤国会では会期の延長はないとの見方が一変しました。
1週間の延長が決まって重要法案が次々と強行採決され、数の力で押しまくった幕引きに与党の焦りを感じます。中でも今回で引退される扇千影参院議長は、数の力にまかせた強引な国会運営に「時には参議院らしくないことがあった」と引退の弁。参議院の権威が失墜した象徴的な言葉でした。

私は議場の議員席から後ろを振り返り、同期議員に「もう一度必ず戻って来よう!」と呼びかけました。やり残した事や、やらねばならないことがいっぱいある。党派は違っても気持ちの通うものがあります。

私にとって最近の二年間は激変の毎日でした。
でもこの二年間がもっとも参議院議員らしいことが出来たと思っています。
そう、大分県民の代表として、抵抗勢力として筋を通すことが出来たからです。
本当に地域のことを考えれば、議員であり続けるために保身に走る事は出来ませんね。

さて、いよいよ参院選に向けてまっしぐら、暑い暑い17日間が7月12日から始まります。女性が子どもを生み育てるような、理屈抜きのアホな情熱がなければ政治を良くすることなど出来ないのかもしれません。
この行き詰った状況を変えて人に優しい社会を築くには、政策決定の場にもっともっと女性議員を増やす努力が本当に必要なんですよ。
政治に期待できないと考える人たちも、理屈抜きで投票に行って「病んでる日本」を変えましょうよ。がんばって!!

                        ひろこ
| - | 13:33 | - | - | -
人・地域を元気にするキャラバン隊


前にも全国縦断リレーマラソンでJR日豊線沿いに大分県内を縦断しましたが、今回は梅雨空を気にしながら、JR豊肥線と久大線沿いに「人・地域を元気にする」をテーマに、週末は大分県内横断街宣キャラバンに出ました。

前回も各地で大人気の「吉四六さん」と「ひょっとこ」とのコラボレーション。
日常化した暮らしの中ちょっとした非日常に触れることで「気付き」が生まれます。
笑いは人々に活力を与え、楽しい話題はコミニケーションを活発にします。
知らない人同士が同じ場所で同じ体験をして感動し合うことは、互いを元気にする効果があるようです。

このキャラバンを通じて地方を守り人が元気になることがいかに大切かを訴えました。
豊かな自然を守り、食を守り、家族を大切に思う心は、自分たちの命のもとを大切にすることにつながっています。
いい空気、いい水、いい食べ物、いい人間関係が、あまりにも日常的でつまらなく見えてしまうのかもしれません。ついつい大事なものを見失っているように思います。
いつも楽しいことを思い、考えて、新しい創造の泉を絶やさないように、非日常を楽しんではいかがですか?

                            ひろこ
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