2007.07.31 Tuesday
参院選を終えて
今回の参院選は、予想以上の与野党逆転劇が起きました。
マスコミも事前の予測では「過半数割れ」が大勢を占めていましたが、ここまで民主党が躍進するとは思いませんでした。
自民党にとって6年前とはまったくの逆風に、ベテランが落選して世代交代が進んだことは特筆すべきことです。さぞかし自らが元で巻き起こした「逆風」に、落選したベテラン候補は恨みの一言も言いたくなる心境でしょう。
自分が選んだ?閣僚たちの相次ぐ不始末に、安倍総理の対応のまずさとタイミングの悪さは、若い総理のイメージとはかけ離れています。
なかよし倶楽部と言われリーダーシップも発揮できず、小泉さんの後継として無理をして行き急ぐ姿勢に危なさを感じます。
そうした中での今回の選挙、政権の支持率は急落し「安倍離れ」が加速、国民の不満が頂点に達して爆発?したのだと考えています。
参院選は候補一人の力や能力を超えたところで左右される、本当に油断の出来ない代物です。
時に大分県選挙区では、野党同士の熾烈な意地の張り合いで、それぞれの内部からも事の成り行きに反発する声があり、「行き場のない票」が無効票になる恐れを感じました。
そのこともあって、私は国民新党の全国比例から大分県選挙区に、公示一ヶ月前に選挙区を切り替えて出馬することを決めました。
しかし現実的なところ、新しい政党では県下に選挙を支える組織もなく、選挙への態勢が整わなかったことが大きく影響しました。振り返れば政党の看板は掲げているものの、実質的には無所属に近い状況の選挙だったと思います。組織同士のぶつかり合いの中で現職の知名度も、一期6年の実績も埋没してしまったようです。
結果は6万3千票余りと法定得票数には及ばなかったものの、組織の利害やしがらみに縛られない、後藤ひろこのリベラルで純粋な支持者の方々ばかりだと思っています。
衆参併せて大分県出身の国会議員は定数5人のところ、比例も含めると8人もいます。
その中のたった一人の女性議員もわずか一期で消滅です。
そして大分県は日本中の流れとは違う道を選択しました。
このことを見ても大分県は日本の標準とは違う県民性です。
男性中心の議会が尊重される極めてローカルな県だと言わざるを得ません。
おそらく今の政府与党への求心力の低下傾向は止めれないでしょう。
早晩、衆議院の解散があってもおかしくない政局になりつつあります。
今回の参院選の教訓は次の選挙でどのように生かし活かされるのか、特に自民党は国会議員の候補は「公募で選ぶ」と公募制を導入しました。
この次の国政選挙、大きな目で見て、大きな耳で聞いて、みんなで注目しましょう。
ひろこ
マスコミも事前の予測では「過半数割れ」が大勢を占めていましたが、ここまで民主党が躍進するとは思いませんでした。
自民党にとって6年前とはまったくの逆風に、ベテランが落選して世代交代が進んだことは特筆すべきことです。さぞかし自らが元で巻き起こした「逆風」に、落選したベテラン候補は恨みの一言も言いたくなる心境でしょう。
自分が選んだ?閣僚たちの相次ぐ不始末に、安倍総理の対応のまずさとタイミングの悪さは、若い総理のイメージとはかけ離れています。
なかよし倶楽部と言われリーダーシップも発揮できず、小泉さんの後継として無理をして行き急ぐ姿勢に危なさを感じます。
そうした中での今回の選挙、政権の支持率は急落し「安倍離れ」が加速、国民の不満が頂点に達して爆発?したのだと考えています。
参院選は候補一人の力や能力を超えたところで左右される、本当に油断の出来ない代物です。
時に大分県選挙区では、野党同士の熾烈な意地の張り合いで、それぞれの内部からも事の成り行きに反発する声があり、「行き場のない票」が無効票になる恐れを感じました。
そのこともあって、私は国民新党の全国比例から大分県選挙区に、公示一ヶ月前に選挙区を切り替えて出馬することを決めました。
しかし現実的なところ、新しい政党では県下に選挙を支える組織もなく、選挙への態勢が整わなかったことが大きく影響しました。振り返れば政党の看板は掲げているものの、実質的には無所属に近い状況の選挙だったと思います。組織同士のぶつかり合いの中で現職の知名度も、一期6年の実績も埋没してしまったようです。
結果は6万3千票余りと法定得票数には及ばなかったものの、組織の利害やしがらみに縛られない、後藤ひろこのリベラルで純粋な支持者の方々ばかりだと思っています。
衆参併せて大分県出身の国会議員は定数5人のところ、比例も含めると8人もいます。
その中のたった一人の女性議員もわずか一期で消滅です。
そして大分県は日本中の流れとは違う道を選択しました。
このことを見ても大分県は日本の標準とは違う県民性です。
男性中心の議会が尊重される極めてローカルな県だと言わざるを得ません。
おそらく今の政府与党への求心力の低下傾向は止めれないでしょう。
早晩、衆議院の解散があってもおかしくない政局になりつつあります。
今回の参院選の教訓は次の選挙でどのように生かし活かされるのか、特に自民党は国会議員の候補は「公募で選ぶ」と公募制を導入しました。
この次の国政選挙、大きな目で見て、大きな耳で聞いて、みんなで注目しましょう。
ひろこ
| - | 19:54 | - | - | -