2007.06.26 Tuesday
音楽を目指すフリーター達と
別府市出身のシンガーソングライター「大塚博堂」の記念館、「博堂村」は音楽を目指す若者を支援しているライブハウスです。
自立して生活しながら音楽を目指そうとする彼らは、大分県の最低賃金時給613円で働きながら、ライブ活動に夢を追いかけ続けています。
彼らは世間で言うほど乱れた感覚はなく、逆にしっかりと目標を持った好青年たちです。
規制緩和が進んで労働賃金は極端に抑えられ、雇い主は必要なとき必要なだけの労働力が得られる社会になっています。そのため働く人たちは将来のためにとても投資できるゆとりはなく、日々の生活に追われてまともな食事も出来ないのが現状です。「博堂村」の女性オーナーさんや、地域でNPO活動をしている人たちなど、みんなで支え合って応援するだけでは解決できない限界が見えてきます。
まじめに夢や希望、目標を持ってしっかり地域で根を張って生きている若者たちに、安心して暮せる仕事の場など、安定した雇用の環境を整えることを急がなければなりませんね。
ひろこ
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