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湯布院映画祭
恒例になっている「湯布院映画祭」の最終日、久しぶりに夫婦で鑑賞してきました。
今年は8月27日〜31日の5日間、由布院の町は夏休みの最後の週とあって、県内外から大勢のファンが詰めかけました。

湯布院映画祭

最終日は特別試写「次郎長三国志」(2008年 配給:角川映画 監督:マキノ雅彦 出演:中井貴一、鈴木京香)を公開前に見ることができました。

次郎長 ポスター

監督のマキノ雅彦(津川雅彦)さんと、
津川

一人娘の真由子さんが会場に現れちょっとした感動でした。

津川 娘 真由子

真由子さんは生後五か月の時、有名人の子供として誘拐され身代金が要求されたらしく、津川監督が「溺愛」を公言する一人娘。
映画の中では、啖呵をきる気風の良い「やくざの女房役」で登場しています。

「湯布院映画祭」のホームページ http://www.d-b.ne.jp/yufuin-c/

| イベント・行事 | 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) | -
竹田山大光寺文化講演会
8月25日、日曜日は国東半島のてっぺん、国見町竹田津の竹田山大光寺で恒例の「大光寺文化講演会」に参加しました。
この講演会は偶数月の第4日曜日、参加費用は無料。どんな方でも子供連れでも参加できます。
「心の過疎にならない」をテーマに、毎回いろんなジャンルから多彩な講師を迎え、これまでの参加者は述べ1万人にものぼるという、本堂を開放してのユニークな講演会です。遠くは福岡県の宗像市や県内各地に常連さんがいて、二ヶ月に一度そんな人たちとの交流も楽しみなようです。
もう一つのお楽しみは、講演会の後「腹をあたためる程度、お話が腑に落ちる程度、余韻を持たせるが良いと」との考えで、「全体としての落ち着き」を。近所の皆さんが毎度ボランティアで「お接待」を整えてくれます。ちなみに今回は「そうめん」でした。
これまで何度か講師として登壇しましたが、今ではスタッフの一員のような気持ちでお手伝いをしています。
今回は、別府大学の利光教授による「イスラム世界について」講和があり、テロで注目されるイスラムの国々と文化や宗教観の違いなど、わかり易く教えていただきました。

【大光寺副住職 武多成道禅士談】
◇発 端
大光寺は禅宗のお寺ですが、平成6年に6千万円をかけて本堂屋根のふき替えなど寺を改築、改築後の祝辞の中に「これだけの施設をこれから活かして活けるのか」という長老禅士の言葉がヒントになった。

◇寺の反省
これまでの寺院の活動のあり方には改革の必要があった。
年数回の仏事、わずかな参拝者、古風な説教の繰り返しで、錠剤寄付を集めた甲斐があるのか、一身に批判を受け止めていた。

◇模 索
寺を現在に活かす、本来仏閣本堂の活かし方はどうあるべきか。無理のない継続的な計画的かつ実践的に社会と結びつく方法は何か・・・

◇講演会
説教は和尚がする必要があるのか、和尚の学殖、経験、社会的な自覚、今に生きる意欲など、日頃から問題に思うことが多い。
財政的能力を見ながら、県中央と遠隔地との距離を縮めながら講師を招聘し、講師はじめ関係者には多大な犠牲的精神を頼み、各方面からは絶大な協力をいただいて今日まで続けてこられた。

◇遊びの心
遊びの心で催し、遊びの心で聞きにくるということで良しと考え、聴講者の精神の自立を確立するための講演会であって、何らかの方向性を期待するものではない。
感性的な領分などは増して介入できないし、自由で同じ釜の飯を食うほどの安定感を維持していきたい。

副住職は「お寺は公共施設と同じである」と考え寺を開放し、平成8年6月以来10年以上連続して今回で六十八回を数える。平成12年に中津南高校の校長を退職、平成16年にはこの活動が認められ文部科学大臣 社会教育功労賞を受賞、一方で地元が生んだ哲学者であり天文学者の三浦梅園の研究者でもあります。

この次は10月の第4日曜日です。ぜひ一度連れ添って参加してみてはいかがでしょうか。
                              ひろこ
| イベント・行事 | 15:13 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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